というのも、大祓中に出てくる罪穢は、農業のルールや病気も含まれていたり、意味が失われていたりもして、現代でそのまま規範として流用できるものではないし、
そもそも大祓は「汚れと一口に言っても泥やケチャップや墨汁や色々ありますよね…でも大丈夫!全部洗い流せます、そう、この大祓ならね!」という洗濯機のCMみたいなノリの祝詞なので、「絶対に服にケチャップをつけてはならない」とか、「ケチャップは悪」というようなものでは決してない。
ので、たとえZに差別意識があったとしても、「神道的にアウト」という話には即座にはならない。
(そもそも現在メインで使われる大祓は具体的な罪穢を列挙せず「天津罪 国津罪 許許太久罪」と省略したものなので、現役の神職でも罪穢の内容を全部ちゃんと覚えている者がまず少ないとかはさておき)