昨日は綺麗な富士山が見れた。昨日まで僕が知っていた富士山は東海道新幹線の2列シートの窓側の座席から見える富士山だけ。小さな窓から見る電線やら工場やらの向こうに小さく見える富士山しかしらなかった。
富士山。信仰の対象にもなる山、その山は想像以上に大きかった。標高は3776mで昨日登った山の2倍ほど。でかい、周りの山の上に見える。ずっと遠くにあるはずなのに。山頂に向かう道中「富士山が見えるよ」と言われて木々の隙間から指差す方向を見ても富士山が見つからない。なぜって、思ったよりもずっと上の方に富士山があったから。でかかった。隣の山を見る感覚で探したら見つからなかった。ずっと遠くにあったのに。
写真では見たことはあったけれど実際に息を切らして登った山の上、下界の気温よりもずっと寒い山頂で真冬を思わせる冷たい風にあたりながら見る富士山は神々しかった。雪を被ったその山は写真からでは伝わらないけれど太陽に照らされて輝いていた。綺麗だった。富士山に登ってみたいと思っていたけれど、こんなところ登らなくてもいい遠くから眺められるならそれで十分だと思ってしまうくらいには。
東京に来てから昨日が初めての奥多摩山行。いつもこんなにも綺麗な富士山が見れるわけではないらしい。願わくば、また奥多摩に行く時も晴天に恵まれんことを
@nemuihitonemu ホントにきれい❇
神々しい、という言葉が浮かびました。