家人との関係は「暮らしを一緒に経営する者同士」と思っていて、精神疾患の症状からくるわたしのケアは本当は家人の仕事ではないし、日本語が母語ではない家人の情報保障はわたしの仕事ではないはずなんだけど。でもお互いやっている。すごく二人とも閉じ込められてる感がある(仲は悪くない)。
あと、母国にも日本にもメンバーシップを認められていない者を家族に持って20年になるけど、いまだその状態は変わらなくて、だから「家族の情緒的なつながり」が、何かの問題を解決するのではなく隠蔽する方向により強く働くということは毎日身をもって感じてる。子どもがいたらわたしはどうしたかな。
怒りが足りない。怒らなくて済むのが特権と分かっているけど。わたしが20年そのままにしてきたから、問題は次世代に先送りされている。わたし個人のせいだけではなくてそれを許してしまうようにこの社会は設計されている。早くもっと怒ってクソな社会をわたしごと壊してしまわないと。