まあ夏に被害者感情を爆発させる日本という批判は分かるんだけど、そうは言っても1年周期でがっちりめにどこでも、当時こんな酷いことになった、内政問題としてこうであった、体験としてこういうことがあった、という報道その他メディアによる特集により、軍と戦争忌避意識の涵養と維持には繋がっていたわけで、かつその時に加害についてもかなり突っ込んだ(特にN特やETV特集とか)特集ドキュメントもされていたし、それがほぼなくなった現状はやはりねえ、問題だと思うよ。
本当はそこから発展をさせるべきだったんだろうけど(特に当事者が亡くなりつつあるなかで、体験に依った語り継ぎが困難になるし)逆に歴史改竄で悪いことはなかったことにされつつあるからな。
草の根レベルできちんと次の段階を見据えなかったそういう意味でも現状と戦前は連続性があるなと。そして翼賛に戻るという。
官製草の根運動による右傾化だけ進んでったからな九〇年代から。
まあ結局国民有権者が喉元過ぎればで目先の利益しか頭に無いアホウであると言うことになるのだが。