クが奇跡を諦めて“確実な方法”だけを取るに至るまで、丹念に心を折られてきたんやろなぁ……という幻覚を勝手に見出している……。
火事のこともだし、博士との決裂もだし、そもそもバーニッシュになってしまったことも。
「運命」とか「偶然」とか「仕方なかった」なんて言葉で片付けたくない。なにか原因があったはず。原因があるなら対処できるはず、せねばならない。
ガへの「初めて会ったときから目障りだった」はそんな風に後付で理由を求めた結果なんじゃないかなと思ってます。