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昨日は銀座の画廊で母の知り合いの方のご兄弟の画家(芸大油画でヨーロッパの風景画。衆議院の肖像画等も描かれているそう)の作品を見ました。細密とは違う大らかな筆づかいで、見ていて穏やかになれる少し歪みのある構図、気持ちいい厚みのある絵具、シンプルに見えて複雑な色。全体で見るとパッと見写実で正確な絵なんだけど、よく見るとラフだし、むだのない色の調和とまとまりがみごと。対象物、風景を愛する気持ちがあふれてる、好きなタイプの絵でした。だけど作者ご本人の前で感想を言う段になってはベラベラ喋れなくて、この絵(ひとつ選んで)が好きです、空と、壁とか見ていて気持ちよいですみたいなことしか言えず。母の前だし余計話しにくかった。でも美しい絵を見たのはとても楽しかった。そして88歳にしてお元気に楽しそうに描き続けている、それも良かった。

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