ゲゲゲの謎めちゃくちゃ好き映画だった〜!
戦後昭和の空気感と妖怪ファンタジーとミステリー感が合わさってて横溝正史って言われるのすごくわかる。見ながら京極堂を思い出してた。
注意喚起で回ってきたみたいに確かに女性が慰みものになってたことがわかる描写はあるものの直接的な暴力シーンは薄めなので私は大丈夫だった。村にとってよそ者の主役バディたちがその行為が醜悪で、彼女が傷つくことだと認識してるのもあって嫌な印象はない。というか彼らと一緒に村の風習とそれを是とする独善的な人間がクソ!!ってなってた。
戦争も性暴力も簡単に人を壊す。他者を顧みない強欲で傲慢な権力者が多くの市民を踏みつけにしていく。をド正面から描いててとても好きです。
恨み憎しみがうまれる前には大きな悲しみがあってそれは簡単に変えられるものではないけれど、それでも誰かを守りたいと願うこともできる…幽霊族は悲しくて強い😭
命を託す、繋いでいくエンドで泣いちゃったよ…記憶がなくても水木の中にはずっとゲゲ郎がいるんだ…演出がうめえ…
あとゲゲ郎めっちゃパワータイプでびっくりした…!アクションめちゃくちゃかっこよかったよ〜!!
父と岩子のハッピーエピソードもっと見せてくれ…何て呼べばいい…?父岩?ゲゲ岩?