鬼頭莫宏『殻都市の夢』、中学生の時に読んで影響を受けた漫画の一つ。退廃的な世界観のSFオムニバス。
未成年女子の裸が何度も出てくる、未成年女子と成人男性の性交描写も複数ある。
しかし(鬼頭莫宏自身がもし色っぽく描こうとしていたなら申し訳ないのだが)子どもたちはとにかく貧相で、色っぽくなく、性的消費に見合わない感じがあり、とにかく不自然に見える。
「あの時はなんとも思わなかったけど〜」とかじゃなく、中学生の頃から「エロくねえ描き方してる」「このガリガリのガキと性交できんのおかしいだろ」と思ってたのと、寸分違わない感情になったので面白い。
昔好きだった漫画に「今見るとこの辺の倫理キツいな」と思うことは度々あるので、逆に新鮮だった。