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なぜ山に登るのか、そこに山があるから、みたいなステレオタイプあるけど、それはほとんど冗談であって、山に登る醍醐味って自然と自分と対話ができるからというのが大きいかな。自然の中にいる自分を感じること。寒さ、空腹、痛み、孤独、そういうのを感じながら、生きているということを強く意識すること。水や食べ物や、当たり前に受けていた恩恵を意識すること。自然の偉大さ、そして恐ろしさ。夜明けの太陽の光を全身に受けて暖かいと感じるその瞬間に、すべてがわかる。

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