また他人の無職時代を揶揄するコメントが流れてきた。私も雇用にありつけず、贅沢いうなよと職業相談員から怪訝そうな顔された事がある。以前から書いている通り、氷河期世代はキャリアを積めないまま非正規の人は多い。職がない事はそんなに悪いかね。差別を煽るお仕事こそ恥じたほうがいいような…
前に、ホームレス差別に反対している人が、敵対者の事をろくな仕事が入ってなさそうだと揶揄しているのを目撃したときは眩暈がしそうになった。日本だと特に儲け話にありつける人のほうが倫理的に著しい問題がある事も多いから、仕事に就けているかを指標に人間性について語れる材料を私は持たない。
正直、肩書だとか雇用の有無や収入で発言の重さは変わらない。長い無職のときの自分と、やりたい仕事に就けた時の自分とで発言に違いがなくても、無職のときはすぐ見下されるし、結果が出ると人がすりよる。持っているスキルも発言も無職の時と大きく差がないからこそ、扱いの落差がすごく気持ち悪い。