小さい頃、家庭用ゲーム機が禁止の家だったので近所のお兄さんお姉さんの家に転がり込んではファミコンの「いっき」「トランスフォーマー コンボイの謎」「ドラえもん」「マイティボンジャック」あたりのゲームをやらせてもらって暮らしていた。いまにして思えばそんな歳下が近所にいて家にやってきてファミコンやりちらかすのは嫌すぎる。
小学校高学年でゲームボーイを買ってもらえて、でもそれは1日30分までしかやらせてもらえず「スーパーマリオランド」にセーブ機能なんてないから毎回3-2くらいまでしかいけなかった気がする。小遣いはなかったのでどうやってソフトを手に入れていたのか覚えていないけど、誕生日にお金持ちの家の子(よくない表現)が「ファミコンウォーズ」というソフトをプレゼントしてくれて舞い上がっていたら「高価すぎるから返しなさいと」親に言われて泣く泣く(本当に泣いた)返したのを覚えている。マリオは学校を仮病で休んでクリアした。
実家にいた頃にゲームを制限されていた反動で、大学に進学し一人暮らしになったとたんに狂ったようにやった。そういう大学だったのでパソコンを買ってもらったのをいいことに、エミュレーターを入れファミコン、スーファミ、ゲームボーイのソフトをずっとやってた。ドラクエとFFは何度クリアしたか分からない。
試しにどれくらい書けるかやってみたけど、けっこう書けて楽しいね。何が言いたかったかというと、子どの時代の我慢、抑圧は必ず反動がくるよということ。僕は大学の4年間で一生分のゲームをやったのか、もうほとんど興味がなくなってしまったんだけどそれで良かった気がする。ほんと、RPGをゲーム速度めちゃくちゃ早くして徹夜でやるとか良くないね。でとやれるだけやっておいて良かった。大学時代の後悔があるとすれば、小説を書き始めていたら良かったのになぁ、くらい。