"トラッシュトーク(例えば、得点者が相手ディフェンダーに「お前はへぼだ」などと言う)について尋ねた項目では、大学生アスリートの半分以上が、高校生アスリートでも約5人に1人が許容するという結果になっています。また、ブーイングややじであれば許容されることにイエスと回答した大学生は約3人に1人という結果になりました。
これほどまでの学生・生徒がトラッシュトークややじを許容する背景には、彼らが目標とするプロスポーツ選手たちがトラッシュトークを試合で日常的に用いていることが影響していると考えられます。
…バスケットボールやサッカーのみならず、どのようなスポーツにおいても通常は、選手が対戦相手を侮辱・攻撃する発言は競技規則で禁止されています。明確にルールで禁止されているにもかかわらず、他者を傷付ける行為を許容する態度は、決して社会性が養われているとは言い難いでしょう。"
「運動部の部活は人格形成に必ず役立つ」はウソ 「運動選手ほど規則を軽視する」衝撃の調査も https://www.newsweekjapan.jp/stories/lifestyle/2023/01/post-100520_2.php
「柿の種」 #読書
アマゾンレビューで腹を立てている人がいた。著者は、同情心の欠けらもなく、おかみさんたちを見下してる、と。
しかし、それは資本家と労働者の逸話でありマルクス主義批判ではないのだろうか。
執筆当時(1921年)の世相を寺田がどう思ってたか、はっきりとはわからないが、ロシア革命(1917年)で女性労働者が蜂起しロマノフ朝が無くなったことを念頭に置いているに違いない。アリストクラシー(貴族制)は天皇制あたりをさしているのかもしれない。
しかし、わかりにくいな。↓
青空文庫から引用
"足尾の坑夫のおかみさんたちが、古河男爵夫人に面会を求めるために上京した。
「男爵の奥様でも私たちでもやっぱり同じ女だ」といったような意味のことを揚言したそうである。
僕はこの新聞を読んだ時に、そのおかみさんたちの顔がありあり見えるような気がした。
そうして腹が立った。……
いくらデモクラシーが世界に瀰漫しても、ルビーと煉瓦れんがの欠けらとが一つになるか、と、どなりたくなった。……
ヴィナスのアリストクラシーは永遠のものである。
こう言ってQ君が一人で腹を立てている。"
関係ないけど、ベトナム語で習うやつ連想した。
chúng tôi (聞き手を含む私たち)
chúng ta(聞き手を含まない私たち)
"みんなとい"と"みんなたー"とか造語したいところ。
ラジオのpodcast配信を毎日聴いている。
で、辛坊治郎ズーム。辛坊氏は勿体ぶってクリシェを連発するのでちよっと嫌になってきた*1のだけど、荻上チキのSessionが配信されるまでに時間が開くのもあってつい聴いてしまう。
昨日は中国のニュースに絡めてオーウェルの「1984年」のことを解説していた。
辛坊氏の解説はいつも "知らない人が多いと思うので私がわかりやすく"というものなのだが、アクティブリスナーは50代以降*3だと思われるから、概要くらいは知ってるでしょ?1984年の本屋の店頭に「1984年」が平積みされてたでしよ。
「1984年」といえば、堀元見氏(1992年生まれ)が「1984年」に出てくる言葉(用語)がおしゃれでかっこいい*2と言ってておもしろかった。
*1 海外旅行ネタや経済分野がなんだかな。
*2 #ゆる言語学ラジオ で話をしていた記憶。
*3 番組でかかるリクエスト曲が80~90年代ヒット曲に偏ってる。
#読書
ボルヘスの講演集。
書物は記憶と想像力が拡大延長されたもの、か掴みがすごいなあ。
これから、ゆっくり読む。
"語るボルヘス 書物・不死性・時間ほか (岩波文庫)"(J.L.ボルヘス, 木村 榮一 著)
"書物は人間が創り出したさまざまな道具類の中でもっとも驚嘆すべきものです。ほかの道具はいずれも人間の体の一部が拡大延長されたものでしかありません。たとえば、望遠鏡や顕微鏡は人間の眼が拡大されたものですし、電話は声が、鋤や剣は腕が延長されたものです。しかし、書物は記憶と想像力が拡大延長されたものだという意味で、性格を異にしています。"
"【DJ】70年代の邦楽ロック" を YouTube で見る https://youtu.be/eR5KDMVoQb0
「…ところでネパールに入国するには四つの方法があります。象にのるか、馬に乗るか、かごに乗るか、それとも歩くのです。いったい何の方法をお採りになりますか?」
(田村隆一 インド酔夢行)