コミケ103サークル数は“過去最大”に コロナ禍後の開催方式定着も人手不足の課題(河嶌太郎)
#Yahooニュース
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/75be1739a78ebbbe56b98f735b2dc9bb65979d42
あけおめ負荷試験、無事終了ということで簡単にご報告を。
Mastodonは、処理を小さな単位に分割し、それらを大量に処理する構造になっています。
具体的には、投稿の処理、お気に入りの処理、誰かのタイムラインに投稿が届いた処理、リモートサーバに届ける処理、などの小さな単位に分かれていて、これをdefault、pushなどの分野ごとにわけ、順番に処理しています。
処理の一つ一つを『ジョブ』と呼び、順番に処理する待機列を『キュー』と呼んでいます。
『Sidekiq』という仕組みがこれを支えています。
新年は、いつもよりたくさんのユーザーがアクセスし、新年の挨拶などを大量に投稿しますので、膨大な『ジョブ』が発生し、『Sidekiq』の『キュー』で長い順番待ちが発生します。
そうすると、タイムラインに5分前や10分前の投稿は届くけれども、いま自分が行った投稿は流れてこないなど、処理の遅延が発生します。
時間をかけて順番に処理しているだけなので、待ってさえいれば確実に終わるということでもあります。
こうした状況は意図して発生させることが難しく、地震のように予測できないものに比べ、新年は発生タイミングがわかっているので、貴重な機会になっています。
「仕事ない」若者ら国外へ 日本語試験、年20万人に急増―ミャンマー:時事ドットコム https://www.jiji.com/jc/article?k=2023123000203
いろいろ推敲している間に消えた文章、脈絡がないですが、もったいないのでオマケでぶら下げておきます。
--
前年の11月のTwitterのオーナー変更から始まった大移動によるものですが、Fediverseの利用者が激増しました。
fedibird.comも、前年10月頃は4,000人ほどだった登録者が2月1日には26,712人に増え、新規登録を招待のみに変更しました。
fedibird.comの利用者であれば招待URLを自由に発行できますし、私も何度か配布してきましたので、その後も緩やかに増え続け、12月30日現在は38,782人となっています。
現在、月間のアクティブユーザーは1万4千人、週間だと1万1千人ほどです。ピーク時は週間で1万5千人ぐらいになっていましたね。
人数増に対応するために、2月4日にベアメタルサーバ3台体制、2月11日にさらに追加で4台体制化、AWS - S3でまわしていたオブジェクトストレージをWasabiへ移行する(5月)などの対策を取りました。
nightly.fedibird.comは登録数がfedibird.comの100分の1しかない小さなサーバですが、こちらも利用者が増えてパワー不足になってきたので、9月24日にサーバを2台構成に変更しています。
Fedibirdの運営費について(支援のお願い)(2/3)
====
とはいえ、無駄を省きつつ、取り組んできたものを持続していきたいのです。
ついては、2024年はもう少し積極的に支援を募っていこうと思います。
2023年7月にも同様の内容をアナウンスしていますが、
https://fedibird.com/@noellabo/110758432044994332
https://fedibird.com/@noellabo/110758504812079195
目標としては、支援で運営コストをすべてカバーできる状態を目指しています。
そうしないと、イレギュラーの発生時に余力がなく破綻したり、私が動けなくなった時に誰も引き継げないからです。(Sujitechには感謝していますが、まさかFedibirdまでSujitech運営というわけにはいかないでしょう?)
また、私がこちらに手一杯で新しい取り組みに着手できないという問題もあります。
2023年はFedibirdの検索機能を大幅に拡充しました。Fediverse日本語圏では有数の、まともに検索が機能するサーバになったかと思います。
たとえばこの能力を、外部のサーバから利用可能にできたらいいなと考えているのですが、必要なサーバを増設するなどの余裕がないのです。
(つづく)
Fedibirdの運営費について(支援のお願い)(1/3)
====
現在、fedibird.comおよび関連サービスのインフラコストは月に18万ほどで、毎月少しずつ増加している状況です。
アメリカドルで設定されているサービスについては本当に大きく値上がりました。
データベースやメディアは日々増えていくので、そのストレージコストが今年後半、目に見えて増えました。(対策中)
年間を通してみると、何かしら予算をオーバーする出来事があるので、予備費も計上しておく必要があります。
2023年はイレギュラーも多く、コスト対策の結果が出るまでに数ヶ月の期間と臨時出費を要したため、前半で200万かかりました。コスト対策後の後半はそれらの要素が除外され、100万まで圧縮できました。
これらは従来、すべて運営者個人負担としていましたが、もうさすがに無理でして、OpenCollectiveを通じて多額の支援をいただき、概算で、800人から130万円をカバーしていただきました。なんとか170万の赤字に収まった形です。
2023年はfedibird.com以外の運営に60万円少々かかっていることもあり、あわせると非常に厳しい状況です。
(つづく)
携帯キャリア各社、25万人が集まる「コミケ」に向けて臨戦態勢 auや楽天は基地局×最新技術で“繋がる”アピール | オタク総研 https://0115765.com/archives/51702
タイムラインを流れる便所紙