自民党と野党第一党の連立内閣というと1994年だっけ?の村山内閣を思い出すね。自民・日本社会党・新党さきがけの連立で、社会党の村山氏が首相になったことで社会党主導内閣みたいな印象だったけど、閣僚は半分以上が自民党議員だったという。
Wikiとか読んで振り返ってみると、社会党の凋落ってもしかしてこの連立内閣が原因だったのかな?と ふと思った。
私は社会党がピークに達した頃に選挙権を持ったから社会党の躍進ぶりを見て知ってるから、今の社会党の後身の社民党が あの参政党よりも議席が少ないとか見るたび、えー………って気分になってしまって、なんでこんなことになってしまったのかなって不思議で仕方なかったんだけど……
自民党と野党第一党の連立内閣は、当時の私の目には、バブル経済崩壊や欧米先進国の不況の影響などの多事多難を乗り切るためとしては妥当に見えたけど、野党としての社会党をずっと支持してきた層には裏切りにしか見えなかったのかもな。もちろん経済対策が第一優先課題に変わってきたことで社会党の主義主張が有権者の要求とズレてきてしまったという理由も大きかっただろうけども。
自民党に対抗する社会党だからこそ支持していた層を失くしてしまったことが、今のあの状況なのかしらね。