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帰宅 さんがブースト

今日の東京新聞の女子大とトランスジェンダーの記事、相変わらず奥野さん(たち)の丁寧かつ熱量ある取材がベースになっていてよかったです。
他方で、これは当該記事に対する意見ではなく、より一般的なこととして、「○○女子大学が女性を自認する学生を受け入れ」というような表現は、もういい加減マスコミで使うべきでないと思います。理由はいくつもあります。例えば…
・理由1)「自認する性別」という概念は、トランスの人たちにしか適用されない謎概念である。
・理由2)「自認する性別」という言葉を使うことで、トランスの人たちの生活実態が適切に伝わることはおそらくなく、むしろ誤った印象を受け手に与えている。
・理由3)女子大サイドの決定は「入学条件から戸籍の表記が「女」でなければならないという条件を外す」という角度から理解されるべきもの。
・理由4)女子大を受験するトランスの学生から見えている風景としては「戸籍の表記を理由とした入学拒否を撤回」の方がはるかに実態に即しており、そうした排除が存在してきた来歴があり、今も社会のいたるところでその種の排除にトランスの人たちが苦しんでいるという事実を覆い隠してしまう。

ノンバイナリーと名乗ることへの葛藤 

「ノンバイナリーの場合、ノンバイナリーの典型的な服装コードそのものがないので自然と異端になりがち」といった意見を目にして、やっぱりそういう理解になるよねえと自分のアイデンティティにまた自信がなくなってしまった。
わたしはTLで見かけるノンバイナリーのひとたちのように中性的でも、上記のような異端でもない。服装によって身体と折り合いをつける試みはするけれど、中性的や異端に辿り着きたいと思ったことはあまりない。
試してみたい好奇心はあるけれど、一度やってみたらわりと満足してそれきりになっちゃうような気もする。
無印良品で買ったカットソーとワイドパンツ
で隣駅のロフトに出向き松山油脂のヘアクリームを買う。わたしは冴えない凡百のパーソン。
黙っていればシス女性たちに埋没できるのにノンバイナリーと名乗っていいのかという葛藤は常に喉元にわだかまっていて、ときどき呼吸がしにくい。
そして上記した「異端になりがち」といった意見を目にすると、わだかまっていた葛藤がぼぼんと膨れ上がって気管を塞ぎ、肺を潰す。
シス女性に埋没できてしまう負い目はあるのに、だからといって異端にもなれない。なんだか「わたし」がどんどん稀釈されてまずいカルピスになっちゃったような、うっすらとした絶望感だけが確かに残る

帰宅 さんがブースト

今日(9/2)の毎日新聞朝刊「今週の本棚」に『トランスジェンダー入門』の書評が掲載されています。評者は橋爪大三郎さん。冒頭いきなり「LGBTQのTは「トランスジェンダー」のT。出生時に決められたのと反対の性別を生きる人びとだ。」で始まっていて、本書で書いてきた説明もなにも咀嚼されておらず、あまりに乱暴で、正直ショックです。多忙を縫って橋爪さんに書評を書いていただけたのは感謝なことですが、こうした粗雑な書評が校閲の目をスルーしてふつうに全国紙の書評欄に載るということ自体が、トランスジェンダーたちを軽んじるメッセージになっていることには、もう少し自覚的であって欲しいものです。『トランスジェンダー入門』の第1章くらい読んでもらえないのでしょうか。というか、毎日新聞には抗議のメールを送ります。
mainichi.jp/articles/20230902/

「私のおじさん」はストーリーがとてもスリリングでおもしろいのだけど、主人公・ドンフンを含めドンフンの周りにいる「甲斐性のない」男たちには慈愛のようなまなざしすら感じるのに、女性たちへのまなざしにはとても意地の悪いものがほのめくのいやー

クローズ就労してるから会社に「暑さと多忙で体調を崩した」としか伝えずに休みをもらってる。もらった期間以上休むと復帰したときに目立ってしまうし、わたしの心身の調子についての憶測が社内で好奇心を媒介に薄く広く共有されてしまうから、必ず予定通り復帰しなくてはというプレッシャーがあって、しんどい

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繁忙期が過ぎた途端にだめになって一ヶ月休んでる。9月から出勤する予定でいたけどそれも難しく、さらに2週間休むことに。体調やメンタルが悪いというより、繁忙期の忙しさや連日の残業、エアコンの効いてない職場、日替わり定食のごときバラエティに富んだクレーマーたちに気力が底をついて動けなくなってるといった状態

この会社、なぜか避難訓練を社員でしかしてない。社員よりも圧倒的に多いパートやアルバイトには避難訓練がなく、災害が起こった際にどう行動すればいいかのマニュアルもない。ただ二ヶ月に一度、消化器の使い方研修はさせられる(社員はやらない)
そしてわたしは入社時の研修で、「地震が起きたときは館内にいるお客様の避難誘導や救助活動をしてもらう。非常口の位置や避難経路、エスカレーターの止め方など一通り覚えてください。お客様の安全が第一です」と言われて、最低賃金で働かせてるパート従業員に人命まで責任を持たせようとする企業側のやり方にすごく腹が立った

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9月1日なので地震や防災に関する企画をテレビでやっていたのだけど、自宅に防災用アイテムを用意したり食料品を備蓄したりしてても、防災意識なんてまるでない我が勤め先にいるときにおおきな地震に見舞われたら意味ないな……といつもおもう。自宅にいるより勤め先にいる時間の方が長いんだし

こちらごろごろさんという方の過去のつぶやきです。「垂れ流し」「垂れ流す」という言葉が使われてきた背景に無頓着なまま、こういった言葉を軽率に使ってしまったことを反省します。

twitter.com/GOROGOROshinta/sta

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野村農水大臣の「汚染水」という間違いではない発言はすぐさま撤回させる一方で、松野官房長官の朝鮮人虐殺に関する「記録が見当たらない」という発言はそのまま垂れ流されていく

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「同社は新たなポリシーで、「ユーザーの同意に基づき、当社は安全およびセキュリティーの確保や、身元確認を目的にユーザーの生体情報の収集や使用を行う」ことがあると説明。Xは何を生体情報と見なすかは定義していないが、他社は人の顔や目、指紋から得られるデータを指す言葉として使用している」

「Xはユーザーの職歴や学歴に関する情報も収集する方針を示している。改定版プライバシーポリシーによると、「当社は、ユーザーに有望な仕事を紹介したり、ユーザーが求人に応募した場合に、その求人元の潜在的な雇用主と当該ユーザーに関する情報を共有したり、雇用主が有望な候補者を見つけられるようにしたり、ユーザーにより関連性の高い広告を表示したりするために、ユーザーの個人情報(職歴、学歴、仕事に関する希望、スキルおよび能力、求職活動および内定などに関する情報)を収集して使用する」ことがあるという」

Xがユーザーの生体情報や職歴・学歴も収集へ-ポリシー改定
Aisha Counts
2023年8月31日 14:26 JST
bloomberg.co.jp/news/articles/

帰宅 さんがブースト

60年ぶりのストライキは、投資会社への売却に伴う職場の消滅を牽制して行われたんですね。
ストライキは正当な権利です。ぜひ交渉を続けてください。

経営が傾いた百貨店を売ってヨドバシ入れるのの何が悪いという声もありますが、それそこ経営者がなんとかしなければならない話です。従業員が責任を感じる必要はありません。まして代案を出す必要もありません。

仮に売却となっても適切な退職パッケージを獲得できるよう頑張ってください。

asahi.com/articles/ASR8033H7R8

noteやpixivの運営会社が不祥事を起こしたとき、noteやpixivのアカウントを削除してたひとけっこういたなとぼんやり記憶してるのだけど、あのとき素早い決断でそれらのアカウントを削除したひとたちでも旧Twitterはいままでどおり使ってるので、それだけ旧Twitterが手放しがたいものになってるんだなと実感する日々。まあ、それはそうよって話だけど

深夜3時なのに家の斜向かいの空地でショベルカーが土を掘り返してる。そこはすでに砂利が敷かれ終わっていて駐車場にでもするのかと予想してたんだけど、その砂利をすべて蹴散らしてもう2時間以上も穴を掘ってる。
なぜこの時間に工事してるのかを尋ねに行きたいけど、火急を要するやばい理由でそんなことやってるんだろうから下手なことすると土の下に埋められるかもしれない

勤め先では上層部のおじさんたちが熾烈な権力闘争に人生を全賭けしてて、本来ならそういった権力争いから疎外されてるはずのドンフンが手違いで泥沼派閥争いに巻き込まれてしまうのも見ていてつらい。
なぜならドンフンは嫉妬深く姑息で恥を知らない男たちの泥沼に引きずりこまれても、逃走も闘争もしないで、左遷された先でつまらない部長職をこなし良心を保ったまま黙って傷ついているだけのひとだから………

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「私のおじさん」序盤の人間関係の狭さに加えて、主人公であるドンフンが勤め先で出世しそこねた上に不利な立場に追いやられてる様子をとても丁寧に、何度も反復して描写してくれるのですさまじい閉塞感がある。

伊東順子さんが著書『続・韓国カルチャー』のなかでこのドラマを取り上げていて、「第4話ぐらいからドラマの人間関係が一気に広がり、第6話からの逆転劇が始まるともう止まらなくなる。最終的には序盤の伏線が明らかになることで、2周目の楽しみができる」と書かれてるので、それを信じる

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Netflixで「マイ・ディア・ミスター〜私のおじさん〜」見てるけど視聴者の忍耐力を試すような展開が続くので、むしろ、よしわかった!最後まで見てやろうじゃん!の気持ちになってる

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