以前にMastodonで見た「ノンバイナリーの場合、ノンバイナリーの典型的な服装コードそのものがないので自然と異端になりがち」という投稿が毎日まぶたの裏にちらついて、ちいさな傷つきから呪いに転化しそう。私は「異端」とみなされそうな服を一着も持ってないけどノンバイナリーだよ…

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衣替えしながら私が「異端」にならなかった理由を考えたけど、これまで経済的な余裕がなかったことや感覚過敏なので着られる服が限られるのがかなり大きい。身体と折り合いをつけられる服を探す余裕とお金がないから、服を買うときは着回しがきくかどうかを重視することが多かった。着回しがきいても感覚過敏だから、身体をしめつけたり首がつまってたり肌触りに違和感があるとだめ。管理や手入れが難しいのも苦手、化繊は肌が負けるからなるべく避ける。その結果として「異端」にはならなかった。
ノンバイナリー以外の属性やアイデンティティとの組み合わせもあるので「異端」になりがちかどうかはかなり個人差があるよね、というあたりまえの話ではあるけど。

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