ましろ🏳️‍🌈 @myDkuri@fedibird.com

マジョリティのとったアンケートは、マジョリティの罪悪感を薄めるためのものでしかない。

沖縄では自衛隊や米軍に対するアンケートが定期的にとられるが、それは年々基地に好意的な県民が増えてきているような印象を与え、「本土」に住む人々が持つ、沖縄に基地を押し付けている罪悪感を薄めるためのアンケートである。更にどれだけ実態とかけ離れた結果が出ようと、ある程度効力を持ってしまうのがまた罪深い。

アンケートをとるなら被害を被る当事者に聞くべき。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/929202?display=1

普通の日本人、他国を自分たちより上か下かでしか見ることができない所がある。

BT 林真理子が「日本人のものだったハワイが」みたいな趣旨のまるでネトウヨのようなことをコラムに書いていたことがあったけど、日本人の「台湾好き」って基本、台湾が"親日"だから以外の理由はあまりなくて自分たちのご機嫌取りをしてくれる弟分くらいにしか思っていないのだろうな。

石川県内の安否不明者、323人に　輪島で250人増える
https://www.asahi.com/articles/ASS1604WSS15DIFI01R.html?ref=rss
これが「迅速」やったらこの地上に「対応の遅れ」なんか存在し得んぞ

被災したときに何の支援がなくても1週間生きられるための備えは、残念ながら必要なライフハックではある でも本来それじゃダメだよね、家に備蓄があったら安心だけれど、揃える余裕がなくても、被災して備蓄がすべて使えなくなっても、SNSで共有される防災の知恵にアクセスできなくても、誰もが救われる社会にしなきゃダメだよね、という前提が共有された上で、どういう備蓄が必要とか避難所運営はこうやるとか、そういう話をしてほしいわけ

「国は何もしてくれない、助けてくれない、だからじぶんたちが賢くならなければ」という考えが現実的に必要になってしまう場面はあるが、それだけでは不十分で、何もしてくれない、助けてくれない国を変える努力をしなければならない 弱者は真っ先に切り捨てられるから、みんな強者を目指しましょう！で何かを解決した気になるな 弱者が切り捨てられる構造を肯定するな 加担するな

税金が正しく使われるよう注視し抗議することは、寄付ほどの即効性はないかもしれないけれど、国が徴税し続けるかぎり絶対に必要で意味のある行為だ 寄付ありきならば税金を取るな

「日本スゴイ！」と「あれもこれもできない、難しい、無理、ちょっと考えればわかることだ」が両立する不思議

「ポエム」をくだらないもの、取るに足らないものという文脈で使うな

「人でなし」って言葉、この数日だけでめちゃめちゃ見た 人ってそんなに偉いのか？ 優れているのか？ 驕るのも良い加減にしろ

外食で動物性のものをなるべく避けたいと伝えるとき、思想の問題にすると「そんなこと気にしないで好きなもの食べなよ」とか「健康が〜」とか言われたり、なんとなく気まずい雰囲気になったりするけれど、好き嫌いや体質(胃もたれする)の問題にするとすんなり配慮してもらえるのでそうしている……

この際だから書くけど約二年前、「"沖縄が大好き"とされる人でも沖縄の人が例えば基地反対などの声を挙げればバッシングするという構図がグロテスク過ぎる」とペケッターでツイートしたところ、何百という右翼アカウントから引用やクソリプが飛んできた。逆に言うとこれはそれくらい彼らの琴線に触れる言わば「図星」なのだろうなと感じた。奇しくも西村博之による「辺野古揶揄」の数ヶ月前の出来事である。
つまりあの「事件」以前から沖縄への差別、とりわけ声をあげる当事者への差別は酷かった。あれ以降さらに激化したのは事実だが。これは言ってみれば「韓国の"反日"が許せない韓流・k-pop好き」と同じ構図。なぜこうなるかと言うと殆どの日本人が植民地主義にどっぷりと浸かっているから。韓国・朝鮮に対しても未だに宗主国のつもりだし、沖縄に対しては事実そう振る舞っている。日本におけるレイシズムは植民地主義の克服なくして改善すらしないと思う。

「人種差別とは目や肌や髪の毛の色の差異を理由とする差別ではないし、人種差別が行われるとき、その差別の根拠を問うてはならない。差異があるのかないのか、あるとしたらどれくらいあるのか、その差異は差別するに十分なのか、そういうふうに問うてはならない。そうではなく、差異を見いだすその行為のほうを問題にしなければならない」

https://www.asahi.com/articles/ASS1B4G6ZRDXUPQJ001.html

あと、基本的には、わたしは、差別とか偏見とか蔑視とかそういうものの解決・解消に「お互いを知ろう」という事を前面に出すのはあまりよい考えではないと思ってます。

「知ってりゃそりゃとても良い。より良い関係が築けるかもしれない。だけど、知らなくてもダメなもんはダメ。なので、別に知らなくても良いのでは。」なので。

だって「お互いをよく知ろう」で知ってもらうために苦労をするのは、多くの場合、差別・蔑視の石礫を投げつけられる少数者・弱者で、知る行為そのものに弱者・強者の偏りがあるのだから。

BT
私も沖縄関連のカウンターで「歴史を学べ」「理解しろ」「互いを知ろう」などの「学び」に焦点をあてるやり方はよくないと思う。

沖縄の場合加害性の強い日本人が琉球・沖縄の歴史を教えたりという場面も増えてきて、余計その思いは強くなる。学ぶならせめて当事者の声を聞いてほしい。

国が差別禁止ではなく理解増進で濁したがるのは、教える側にマジョリティを設置できるうえ、理解や学びに終点がないことを知っているからだろう。差別を解消したくないという表明とも言える。

確かに「知らない」はよくないけど、国の与える嘘を垂れ流すメディアしかない「本土」の人が沖縄のことを知らないのは当然だと思っているし、それを責めているつもりはない。知ったあとどう振舞うのか、植民地主義と向き合えるのかを常に問うている。その上で私が批判しているのは、謙虚さのかけらもなく驕り高ぶるヤマト民族です。

沖縄人は、日本人をちゃんと批判できる教育を一切受けられなかった。それは我々が弱いのではなく、人権そのものを奪われていたからだ。

マジョリティに足りないのは知識でも理解力でもない。
他者の人権を尊重する。
それが徹底的に欠けている。

「パレスチナの自由なくして南アフリカの自由なし」と、ずっとパレスチナをサポートしてきた南アフリカが訴えるのはふさわしい気がしますね。ジェノサイドがジェノサイドと認められますように。⇒ ガザへの攻撃は「ジェノサイド」か　南アが提訴、ICJが審理開始 https://news.yahoo.co.jp/articles/6c89674d6c594f509b155e6fa10ef9144d786890