マイ→→→相で(Guro注意) 

澤が先に逝っちゃって、お通夜に出席しなくなってしまった山田。ご両親は澤と山田の関係は知ってて、最後まで側に居てやってと澤ママに言われて思わず泣いちゃう山田。
夜、寝ずの番をしたいっていって、一人澤を見てる山田。棺桶に寝てる澤首に細い鎖。お互い指輪を交換してネックレスにしていた、その鎖。山田の首にも指輪を通したネックレスが。無言で澤のネックレスを外し、指輪を取りそれを自分の指に。少しだけ澤の方が指の節が太いので、澤の指輪を山田がつけるとずれてしまう。それに少しだけ微笑んで、山田の指輪を澤の小指につけて、薬指に口づける山田。澤の冷たい指にぐっと歯を立てるが何の反応もない。それが悲しくて、山田の顎に力が入っていく。ぶつりと切れた皮膚から血は溢れず、ずぶずぶと歯が埋まっていく。ショータと力なく落ちる声が部屋に転がる。


 

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次の日、澤ママが山田の手の包帯に気づく。昨日コップ割っちゃってって笑う山田に気を付けてねと声をかける澤ママ。火葬場へ行く前にもう一度澤を見れば、澤の左指が少し赤く汚れていた。あぁ、彼が最後に触れたんだなと思い、澤ママそのまま蓋を締める。その振動で指が落ちるが、誰も気づかない。山田は始終左手の薬指を擦っていて、痛みが酷いのかなと心配する澤ママ。大丈夫?と聞くと、大丈夫ですと微笑む山田。包帯に滲む赤。その上に銀色の指輪が。それみてまた滲む涙をハンカチで押さえつつそっと山田から視線を外す澤ママ。そのせいで包帯に包まれた山田の薬指が少し横にずれたのに気づかなかった。

ふせったさんから再録。続き書いてなかった💦

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