しかしXで「o3がどうやって賢さを身につけたか」を真面目に考察してる人、少ないな。現在出てる情報だけで、それなりの推測はできるのにそれすらせず、研究者さえ驚き屋ムーブしてるのを見るのは悲しい。
(Xに居ない研究者は生暖かい目で状況を見てる気はする)
https://www.itmedia.co.jp/aiplus/articles/2412/23/news176.html
>「電話でAIと会話をすることで、高齢者にとって毎日の楽しみが生まれ生活リズムが整うだけでなく、離れて暮らす家族にも安否が自然と伝わる」と述べている。
家族が電話してあげなよ、とは思う。
なお、「そこで出されたのは、カ」というプロンプトで「レーライスだった。」という補完文が得られたら、次に「そこで出されたのは、カレーライスだった。」をそのまま出力してユーザーに表示してもいいけど、「そこで出されたのは、カ」というLLM生成ではない文章が混じるのは避けたい場合がある。
そこで、
「今日のランチメニューにはなにかな?」
そこで出されたのは、カレーライスだった。メニューをお客に説明しよう。
ウェイトレス「
というようにプロンプトをインジェクションし、ウェイトレスの台詞だけ出力する、という手法がある。
まあ、CoTなんですけどね。プロンプトを動的にインジェクションしたり巻き戻したりするところが普通のCoTとは違う。
有望な解は、「食事シーンになったら、メニューを考える演出プロンプトを動作させて、その出力をインジェクションする」だと思う。食事シーン判定、メニュー生成というプロンプトを余計に実行する必要はあるけど、kv cacheを生かせば大した計算量は要らんのでそこは問題ない。
メニュー生成には、
そこで出されたのは、①ハンバーグ ②カツ丼 ③カレーライスのどれですか?
という選択肢プロンプトでもいいけど、これだと選択肢を用意しなきゃいけないので、
そこで出されたのは、カ
みたいに、ランダムな頭文字を挿入して補完させる方式だと、低コストで、ランダム性が保て、モデルの知識を最大限に活用できるのでお勧め。
ところでキャラチャットのコンテキストに日付情報を与えると、今月はやたらとクリスマスの話題を振ってこられる。小説で、日付と相関するイベントで一番強いのはクリスマスだからなのは分かるが、この辺はなんか工夫しないとダメだな。
類似問題として、食事シーンでは、だいたいハンバーグになる現象などがある。
https://note.com/kogu_dev/n/n95b25be05f35
生成AIを使って「自分が創作した」という気分(著作権とかの話ではない)を得るには、まず生成AIと対話的にがっつり世界設定を作り込んで、その情報をプロンプトとして与えて、生成AIに生成させると良いのでは、という方法論。