7章主従、主従ならパスを通して相手の過去を夢に見たりするんかなとか考えてた。
「オマエの過去を夢に見たんだが、なんだありゃ?オレから見ても全く意味がわからない。無重力圏でジェットコースターに振り回されたらあんな感じか?相当イカれてんな」
「ジェットコースターは重力を利用したアトラクションだ。無重力下では成立しない」
「そういう話をしてんじゃねえよ。わざとか?」
「……わざとに決まってるだろ。マスターとサーヴァントとしての関係が成立してる以上、防ぎようのない現象だが、他人の過去に踏み込んだ話を本人に向かってこうも軽々しくやるのは無神経だ」
「それもそうか。今後気をつけるとしよう」