井上さくら・横浜市議が新型コロナウイルスに罹患したとのことで、Twitterにその旨を投稿していた。
x.com/sakuraline/status/182879

この投稿には、〈お約束の延期等々ご協力頂いている皆様に感謝申し上げます〉という記載や、皆さんも本当に気をつけてという呼びかけはあるが、「ご迷惑をかけて申し訳ない」的な定型的なお詫びがない。

これを読んで、「このひとは本当にすごいな」と思った。
病気にかかって休むことに対して謝罪をすれば、特に政治家がそれをすれば、休みにくい社会の形成を促してしまう。それをしないためのメッセージだと受け取った。

またこの投稿で、井上市議は検査についても経緯を記している。
最初の検査は、病院がPCR検査を実施しておらず、抗原検査で陰性だったこと。
その後確認のためにPCR検査を受けられるところを探して受診したところ、〈PCRの前の抗原検査で新型コロナ陽性〉だったこと。

つまり、最初の抗原検査で陰性であることが「新型コロナウイルスに罹患していない」ことを伝えている。

体のつらいときにもなお、自分が発する言葉のメッセージ性をちゃんと考えて発信しているのだと受け取った。そういうことができるひとだと思っている。だからすごいと思っている。

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「これができるのは井上市議だけ!」と思っているわけではないけど、でもそんなに多くないだろうとも思っている。

政治家が伝えるべきメッセージってこういうことでしょ、SNSだのなんだの使う意味ってそういうことでしょーーって、あっち方面とかあっち方面にメガホンで言ってやりたい気持ちになる。

現場を回ってちゃんと仕事をしている政治家ほど、感染症に感染する危険性も、感染症を広げる危険性も高くなる。本当にお大事にしてほしい

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