高橋健太郎氏のお子さんが通う小学校の内科検診で、小学校6年生の児童全員に上半身を脱ぐことを強要したという出来事があったとのこと。
〈検診は近くの医院から来た男の先生で、仕切られた中で、一人づつ上半身裸で対面させられた。泣いた子、抗議した子もいたが、学校の保健の先生は「決まりだから」と返答〉
https://twitter.com/kentarotakahash/status/1792724839909974472
https://x.com/kentarotakahash/status/1792871453278327034
健康診断の実施にあたっては、今年1月に文部科学省が「児童生徒等のプライバシーや心情に配慮した健康診断実施のための環境整備について」という通知を出しており、検査時の服装についても言及している。
https://www.mext.go.jp/content/20240123-mxt_kenshoku-100000617_5.pdf
にもかかわらず、依然としてこういうことが起こっているという。今まさに悪名が広がっている横浜市の出来事。
これ自体で十分ひどいのだけど、この高橋氏の投稿に対するクソリプがすごいことになっている。
医師としては虐待や脊柱の異常を確認するためにやっているのではないか、1人ずつなら問題ないのでは、学校名をあげるのはやりすぎだエトセトラエトセトラ。高橋氏の投稿から約1日半が経ち、クソリプのバリエーションも豊富になっている。
そもそも学校や医療機関において子どもの人権や尊厳が軽視されているという話であり、それはこのクソリプの群れにも共通してはいるが、それだけではない異常さがある。それはTwitterという場によるところも大きいかもしれないが、もはやそれだけではないだろう。差別、排外言説の跋扈ももちろんそうだけど、こんな社会、本当におかしい。
◆住田人権健康教育部長
はい、健康診断につきましては、文部科学省からの通知を受けまして、学校には実施の際にですね、いくつか留意点を伝えております。
それはですね、実施の際に、児童生徒等へのプライバシーや心情への配慮、それから正確な検査、検診を実施するために、学校医との十分な連携のもと、服装や実施方法について共通認識を持つこと、それから児童生徒等の発達段階に応じた事前の指導を行うとともに、保護者に健康診断の主旨や実施計画について知らせ、理解と協力を得ること、すべての学区、学校集、学年で、男女別に実施するなど、発達段階を踏まえた配慮を行うことについて、通知を行っております。
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坂本議員、国民民主党じゃないかくっそ……(「民主フォーラム」は会派か)。
https://twitter.com/gutsdego
https://www.city.yokohama.lg.jp/shikai/giin/iinkaibetsu/jonin/meibo2024j.html
これ、昨日18時過ぎの時点で伊藤たかえ参議院議員(国民民主党)がTwitterで反応していて、「よりによって……」と思ったんだ。もしかしたらそういう連絡があったのかもなー……というこれは私の想像。
◆坂本委員
はい、ありがとうございます。
本当に、健康診断1つとってもですね、今、今回の定例会のなかで、補正予算でスクールカウンセラーの配置の充実ですとか、予算がつい、つけていただいたりしてますけど、やっぱこういった健康診断、体の部分に関わることでもいじめにつながる恐れもあるという案件でもあるかなというふうに感じますので、ちょっとしっかりとした配慮のなかで、やっぱ横浜市教育委員会として、どういった健康診断が必要なのか、大切なのかはちょっと判断をですね、しっかりしていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
特に今はもう男子生徒でももう裸を見せたくないっていう人も多くいるのかなというふうにも感じますので、女子だけではなくてですね、やっぱ生徒全体を見ていただいて、健康診断のあり方、ちょっと考えていただければなと思います。また今後の常任委員会のなかででも、ちょっといろいろと確認はさせてもらいます。