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昨日のポリタスTVはゲストが五百旗頭幸男さん(ドキュメンタリー監督)で、前半は能登半島地震の取材報告だったのだけど、その最後にとても大事な話をしていた。

40:10辺り〜(頭出し済み)🔽
youtube.com/watch?si=TOGN8sHdw

能登のひとはおもてなしの精神が強いので、ボランティアの方にもお菓子や食べものや飲み物を渡そうとするだろう。

ボランティアとしては原則的にはそうしたものを一律受け取るべきではないと考え断ろうとするだろうけれど、それはひととひととのコミュニケーションで、現地の方にとってはとても大事なやりとりだから、尊重してほしい——というような話。

机上でもてあそばれている空論ではなくて、生きているひとの話がされていると思った。五百旗頭さんもちょっと声を詰まらせていて、切実さを感じた。

そういう、目の前にいるひとの命や尊厳や生活をいかに助けるか、という話こそがまっさきに、あらゆるところでなされるべきなのにね。議員がカレー食ったとか移住がどうとかでなくて。

🔽の記事の写真を撮った方が取材のときのことをツイートされていたのだけど、そこにも「食事などは全部自分で用意していったんですよね?? トイレもしてないですよね??」みたいなクソ中のクソリプがついていて、本当にクソ以外に言いようがないと思った

輪島の完全孤立集落「情報ないんです」 徒歩で訪ねた記者が見た現実(毎日新聞、2024/1/12 20:27)
mainichi.jp/articles/20240112/

ちなみに動画の後半の、「地域で撮り、地方から問うドキュメンタリー制作の仕事」の話もおもしろかった(この部分は地震の前に収録されていたとのこと)

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