『ゴジラ-1.0(マイナスワン)』感想
山崎貴監督の色が濃密に詰まった間違いなく自己流のゴジラ映画でした。「男だらけの大和」的な、保守的すぎる男女観、軍国主義的ナルシシズムなどが、もうこれでもかと満載です…。この映画は反戦的な姿勢は示しているのですけど、それは核兵器や言論統制くらいしか問題視してなくて、戦時中の男社会体制の構造的問題とかには一切無関心なんですね。そこが何よりもマズいと思う…
https://m.youtube.com/watch?v=Edvax8F-oGY&pp=ygUY44OV44Kj44Oz44Op44Oz44OJ5oim6KiY
動画ってどうなんのかなSISUの予習に見てる
『SISU シス 不死身の男』感想
今のフィンランドは内閣が右翼ポピュリズム政党との連立になっていて、中にはネオナチ支持者の集会に参加して2週間足らずで辞任した閣僚もいるほどです。そんなフィンランドでこんな映画が作られるというのも皮肉な話。ひとりのジジイが可愛い犬を連れながら、武装したナチスの戦車隊を壊滅させるこの映画。世の中に蔓延るそういう差別主義者にはいつも鉄槌を下してほしいものです。
サトウのツイッター(@mukashime)からの避難場所