佐野美術館の「新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会」の入賞入選作品を見に行った。 もちろんあの、蜻蛉切と松井江がコラボしていたのでそのついでのつもりだったんだけど、新作刀剣良いすね。 機会があったらまた行きたい。勉強になる。
すごく詳しい説明書きがあったのでいろいろ確認できたのがよかった。特に帽子(鋒の部分の刃文)の部分の理解が進んだよ。
「肥前刀だから茎の位置が逆だよ」ってやつだったと思うんだけど、地鉄が沸でギラギラのやつあって「ギラギラじゃん!」って言っちゃった。地沸ってよくわかってなかったんだけど「あれが地沸の極地か?」と考えると地沸が少しわかった。
もうひとつ、作刀部門の金賞第一席の宮入陽刀匠の作品なんだけど刃文ののたれとそのまわりの沸や匂が、山と霧に見えたのね。極めて個人的なことなんだけど、今日電車に乗ってるときに山に霧が立ち込めておりまして、こういう光景を見たのは久しぶりだなと懐かしく思ったのですごく好きだなって感じた。
あと蜻蛉切なんだけど、彫り物がないふっくらしてるほうの刃文が見やすいライティングになっててすごくじっくり見ました。よかった。