『真実の行方』観た
そこそこ映画を観てきた今だと、初めの方でこの事件の犯人、動機、概要はおおよそ想像がついたりするのだけれど、それでも、軽薄な野心家に見える主人公弁護士の仕事と人間への信念を知り、審理の成り行きと彼の奮闘を見せる法廷劇の緊張を楽しんだ後に、前触れもなくこの結末をもってくる、この展開の鮮やかさは面白かった。沢山の報道陣が待ち構えるのを見る主人公を背後から写したシーンが良い。彼の胸にはどんな感情が広がっているのか、または何も感じられないでいるのか。痺れるね。
#映画 #感想
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