"1948年5月、中東の一角にイスラエルが建国された。ヨーロッパで迫害されてきたユダヤ人が、安全な住み場所を求めて国を作ったその場所には、パレスチナ人が住んでいた。彼らは故郷を追われて世界中に離散し、難民生活を送ることとなった。それから今年で60年が経つ。
「ナクバ」とは、パレスチナ人を襲ったこの離散による悲劇を表す言葉(アラビア語での呼称)である。"
"離散にあたってはパレスチナ人居住地の各地で虐殺が行われ、財産が没収された。これら全てが補償されない限り、問題は終わらない。"
ナクバから60年―パレスチナと東アジアの記憶と歴史
https://kias.asafas.kyoto-u.ac.jp/nakba2008/gaiyo.html