紙の新聞を購読し始めてしみじみと実感しているのだけど、紙の新聞くらいが世間や社会や世界の情報との一番しあわせな距離感なんだろうな。ネット/SNSと紙の新聞とで、同じニュースでも受け取る近さが違う。紙の新聞だと不思議とどのニュースも穏やかに読める。
適切に「よそさまのできごと」として読めるのだろうな。SNSみたいにリンクを貼ったりスクショしたりして引用して物申せる媒体ではないから、しぜんと口をつぐむしかなくなる。黙って考える/一旦受け止めることになる。それがいい。そしてひとり静かに、ハサミで切り取って糊で貼ってスクラップしていく、と。
紙の新聞購読者の年齢層とわたしの年齢がたぶん全然重なっていなくて、広告がほんとうに他人事&どこか安穏としているのもいい。都心部の電車広告のあのひたすらに焦燥感と向上心を煽ってくる感じなんかとは対極だと思う。しんどいニュースまみれのこんな時代こそ紙の新聞ですよ。ほんとうに購読契約してよかった。
お悔やみ欄もほんと、いいんだよな。しみじみ、いい。いろんなレイヤーの「よそさま」が集約されて新聞という紙の束になっている。数日前は、購読している新聞の投稿欄に掲載されていた70代のおばあちゃんの日記が良すぎてぽろぽろ涙を流してしまった。
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お悔やみ欄もほんと、いいんだよな。しみじみ、いい。いろんなレイヤーの「よそさま」が集約されて新聞という紙の束になっている。数日前は、購読している新聞の投稿欄に掲載されていた70代のおばあちゃんの日記が良すぎてぽろぽろ涙を流してしまった。