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先日麻生太郎の書が良い(麻生太郎が良いわけではない)って話を聞いてググったら確かにそうだった
作品と人物(の品性)は別、というのに懐疑的だったんだけど、文化的資産が潤沢な環境で育っていれば人間が糞野郎でも良いものを生み出せるし、金と人手をかければ精神がダサくても人にウケるカッコいいものが出来てしまうということを改めて考えた

しかし、これはパッと見た感想で、線で見て行けばどういう思想をもってそれを表現しているかに気づけるはずだとも思っている
ただし自分が忙し過ぎると気づかないかもしれないから、常に暇で余裕のある状態に身を置かないとだな
これが難しいし、食うために働いてたら時間なんてあっという間に仕事に消費されてしまう

これに関連して、尊敬してた先生が「どう描くかよりも何を描くかだ」と言っていたことの意味がようやくぼんやりな私の頭にも響いてくる
何を、というのは有形であり無形でもある

以前に政治家や起業家など地位のある人の似顔絵を描く仕事をしたことがある
リアルに描いたら笑いながら怒られて「すごく似てるのはいいけど笑顔にして」って言われた
でも私には出来なくて、もっとやんわり描く人に担当を変えられた
描かれた相手も見る事がある媒体だったから怒らせない配慮だったのかもしれないが、それじゃ似顔絵じゃないのでは?と内心思った

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