久しぶりに会った赤井さんが髪の毛伸びてて、れーくんはそれを見て「ふーん…」て何でもないような返事をするんだけど、あきらかに何だかよそよそしくなってしまう。目もあまり合わない。
「長いのは嫌いか?」と赤井さんが尋ねると、れーくんは伸びた毛先から目を逸らして「髪の長いお前は僕のものじゃなかったから……なんか…触れない…」って言うから、赤井さん、その場で髪の毛ぶった切る。
バサバサになった頭で「君のだ」と言えば、やっとれーくんは笑った。少し寂しそうに、嬉しそうに。
過去の相手を引きずって、罪悪感を感じてしまうのもいいなと思います