補足:フォローによる負荷について
各アカウントにはホームタイムラインがあり、これにリストやアンテナなども加わりますが、アカウントがアクティブな限りサーバが継続的にその処理を行っています。
ホームタイムラインに流れてくる投稿は、基本的にフォローした相手から供給されるので、すべてのフォローを解除してしまえば空っぽになり、負荷が掛からなくなります。
もうアクティブに利用するつもりがないアカウントについては、これらを解除しておくと、そのサーバの負荷を軽減することができます。
Misskeyの場合はアンテナを解除しましょう(忘れがち)
なお、Mastodonでは2週間ほどアクセスがないアカウントについて負荷軽減のためにホームタイムラインへの流し込みを停止します。(変更が可能で、たとえばfedibird.comではこれを1週間に縮めています)
再びアクセスがあった際には、ホームが期待される状態になっていないため、再構築処理が行われます。
ただし、フォローしているアカウントについて投稿を配送するのはフォロー先アカウントのサーバなので、ホームに流し込む処理が不要でも投稿の受け取り処理だけは行われています。
フォローを解除することで、相手側サーバと自分側サーバの両方の負荷を軽減することができます。
KADOKAWA襲った身代金要求ウイルス、日本企業の感染被害率は突出して低く║産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20240619-4HAABW3PMNJ6HIPUVNR65I7JYQ/
書籍翻訳はお金の事情がとても厳しいという話をきちんとしてくれています。こういう話は新人翻訳者は言い出しにくい。お仕事をいただくたび、編集者さんにできる限り交渉はしていますが、正直すごく厳しいです。
好きだからやってるけどこれでいいはずないよねって常に思っています。でもどうしたらいいのなわからない。もっと出版社の中の人が言ってくれたらいいなと思っていた矢先、この記事を見つけました。
「あきらさんの編集覚え書き」
https://note.com/asn5x/n/n8485dbd1faf9
「それなのに翻訳者の印税は、正直どうやって生活できるのか分からないくらい安いですし(原著者にも翻訳者にも払わないといけないので、出版社としても非常に心苦しいけどなかなか上げられません)、世の中からは言葉ができれば翻訳ができると思われている、有閑な主婦の副業程度に考えられていることさえあります。書籍全体の売上が落ち込んでいますが、翻訳書はそのなかでも厳しいです。」
その昔、新古書店ブームがめちゃくちゃ吹き荒れたころ、
「本は新刊で買うべきだ。古本では著者にも出版社にも一円も入らないから、出版界が衰退する」
という説が主流だった。自分もそう思っていた。
シリーズ物などは、売れ始めると新古書店で多く回るようになり、重版のスピードが鈍ってしまう。編集さんから「新古書店がなければもう何巻か続けられたシリーズも多い」と聞いて、困ったことだと思っていた。
さいきん、業界外の若い方々とお話しすると、通販で古書で本を買って、読んだら売る、という方がやはり多い気がする。丁寧に読んで、次の読者に回す。お金の問題ももちろんあるけれど、環境問題が関係しているように感じる。自分一人が新品を買って、読んで、終わり、とするのは、資源を大事にしていない、大事に扱って次へと回せば環境にもよい、という問題意識が根底にあるように思う。
それも正しく感じ、自分もさいきん、行動をそう合わせるようにもなってきた。とはいえ、自分は本を作っては売る側でもあり、資本主義…環境問題…うーん…考える…
また答えがない。
ただただ、日々、難しい。