Twitterが何故インフラとしてここまで活用されてきたのかっていうのをつらつら考えてたけど、何はさておき「即時性」「情報の集約」があったからだ、と個人的には思う。
Twitter前にはそのようなツールは存在しなかったから、今・どこで・何が、を知る術は限られていた。
各自治体もホームページはあるにせよそこまで各自でアクセスしなきゃならないし、その自治体の情報は分かるけれど、例えば「水害で被害を受けたのはどの辺りか」というアバウトな情報の得方には向かない。
その点、Twitterだと検索窓一発&トレンドで得られる訳で「Twitter見ておけばある程度分かる」という状態が出来上がった。
その最たる出来事が東日本大震災だったように記憶している。
それ以前はMisskeyとかMastodonみたくめいめい自由な感じでやってたかな。
兎にも角にも、全ての分岐点が東日本大震災だった。その前にもmixi民の移住とか(FF外云々言い出したのはその界隈だったかな)少なくとも自分の観測範囲ではあそこから雰囲気がすっかり変わってしまった。
fediverseがTwitterに及ばないと考えるのは、即時性はともかく「情報の集約」が出来ないから。無論意図的にそれを廃しているのは承知しているし、fediverseとTwitterは別物だというのも理解している。
Twitterの唯一無二とも呼べる強みはそこだった。とりあえずTwitter覗けば知人友人の安否や自治体、各企業の情報まで得ることが出来た。
東日本大震災の時「テレビは見れないがネットは繋がる」って被災者のために、UstreamでNHKの画面流すっていう荒業をやったユーザがいたんだよ。当時、YouTubeの生放送なんて無かったからね。著作権やら何やらで問題にはなる行為だけど、その行為を当時のNHKアカウントの中の人が察知して許可したんだよ。Twitterではそういう即時性の高いやり取りが可能だった。メール送って云々なんて手順すっ飛ばして、現場で判断が出来た。
かつてのTwitterは、少なくともそういうツールではあったんだ。