『蒼玉のセイレーン』読みました! 楽しかった!
誠実で情け深くて飾らない魅力を持ちつつも必要になれば冷静に狡猾に振る舞うことのできる賢い主人公と、彼女を守りつつも本心には触れさせず翻弄する訳ありっぽいセクシーで傲慢な男のじりじりした関係性をずっとにやにやしながら見守ってしまった。一段落しつつも未来には暗雲が垂れ込め、二人の関係も……なところで終わったので続きが読みたくて転げまわりたい気分。
主人公も彼女のまわりの人たちも魅力的だし、悲惨な事件が進行する割に微笑ましいやりとり(テキサスにようこそのハバネロ!)も多くて、キャラクターの描写もストーリーの構成もあんばいが……(緩急とか甘辛いとかスイート&スパイシーとかみたいなこういうときの表現って何があったかな?さっきから考えてるけど出てこない)ちょうどよい……です……
土日で3巻まで読んでしまおうかな