今すごくとっ散らかった本の読み方をしている。今日はイローナ・アンドルーズ『蒼玉のセイレーン』。若くして超能力を操る一族の長になった主人公が、同じく超能力者の一族の殺人事件を調べることになったら、どうも憧れのセクシーな男がそれに関わってて、でもそいつはなぜか主人公を助けつつも事件に関わるなと警告をし、さらになぜか今主人公の部屋に無断で侵入してベッドに寝そべっているところ。ナイトテーブルには彼の写真をこっそり飾っているのに……えーん……かわいい……

えーん主人公かわいい……セクシーな男がとうとう家族の夕食の席にまでやってきて、家族の前でちょっとイタリア訛りのあるセクシーな好青年してる……こわすぎ……

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『蒼玉のセイレーン』読みました! 楽しかった!
誠実で情け深くて飾らない魅力を持ちつつも必要になれば冷静に狡猾に振る舞うことのできる賢い主人公と、彼女を守りつつも本心には触れさせず翻弄する訳ありっぽいセクシーで傲慢な男のじりじりした関係性をずっとにやにやしながら見守ってしまった。一段落しつつも未来には暗雲が垂れ込め、二人の関係も……なところで終わったので続きが読みたくて転げまわりたい気分。
主人公も彼女のまわりの人たちも魅力的だし、悲惨な事件が進行する割に微笑ましいやりとり(テキサスにようこそのハバネロ!)も多くて、キャラクターの描写もストーリーの構成もあんばいが……(緩急とか甘辛いとかスイート&スパイシーとかみたいなこういうときの表現って何があったかな?さっきから考えてるけど出てこない)ちょうどよい……です……
土日で3巻まで読んでしまおうかな

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