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えん罪事件 勾留中がん発覚で死亡 遺族の訴え退ける 東京地裁 | NHK www3.nhk.or.jp/news/html/20240

判決のあとの会見で相嶋静夫さんの長男は「父が拘置所の中でがんだと分かってから受けた苦しみについて裁判所に十分に理解してもらえなかったので非常に残念だ。拘置所では一般社会と医療に関する考え方や処置が違うということを裁判所が追認してしまった」と話しました。

原告側の高田剛弁護士は「そもそもの問題は、がんの患者の保釈を認めない裁判所の判断にある。保釈についての裁判所の判断基準が現状のままだと、今後も治るはずの患者が亡くなっていくと言わざるをえない」と述べました。

法務省矯正局「コメントを差し控えたい」
法務省矯正局は判決について「裁判中の個別事件にかかわる事柄のため、コメントを差し控えたい」としています。

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