昔から「自分は頭が悪い」ということで引け目を強く感じていて。
論理的な思考や分析といったことが人並みにできないし、記憶力が壊滅的だから間違ったことばかり言うし、自分の主張を文章に書こうとしても大抵支離滅裂でフワフワなものになるし。
こんな自分がゴミみたいな文章を書いたら同じ思想の人たちへの世間からの信用まで落としてしまうに違いないと思うと、怖くてSNSに投稿なんてできなかった。
検査はまだ受けていないのだけれど、学習障害があるのではないかと自分では思っている。心当たりの範囲ではディスレクシアとか算数にまつわるあれこれとか。
心療内科の主治医に「こんな風な感覚があって読書がうまくできないんです」と軽く話したら「それは学習障害があるかもしれませんね」とは言われた。
いずれちゃんとした検査を受けたいと考えている。
短期記憶の弱さ+書いてあることを想像する力の弱さ+次の行に移った時目で追うのが苦手……といったことから(他にもあるかも)本当に本を読むのが苦手。自分は読んでもすぐに内容を忘れてしまうから意味がないみたいな学習性無力感にも似た絶望も抱いている(映画なんかも内容を覚えていられない)。
読書家の人がたま〜に言うことに「本を読む人に悪い人はいない」「本も読まないのは人間として貧しい」というようなのがあるけど、あれによって私の中のコンプレックスが強化された感はある。前者はあれにしても後者は一理くらいはあるかもしれないと思うし、うーん。
まあデリカシーのないナルシスティックな発言だなと思うので気にする必要はないと思うんだけど、それでもやっぱり “普段表立ってそういうことを言うことのない人であっても少なからず無意識的に抱きがちな感覚” という気はするので、なんかこうもんやりとキチィ〜な〜… って感じ。感じ。
「本を読まないと悪い!もったいない!」的なことって色んなかたちでメッチャ数言われてきてますからね、やっぱ積み重ねられるとキます。良い読書体験はほんと宝ですからね、気持ちはわかるけどさ。
精神的に弱ってるときなんかだと“読書もできないやつは欠陥品!地獄行き!”、って言われてるみたいに感じる。