うちは私がクリスチャンなんだが、このたび夫と息子が洗礼を受けることになった。
息子は私についてずっと教会に行っていたので自然な流れだが(かと言ってクリスチャンを親に持つ子が全員信仰を持つかと言えばもちろんそんなことは無い。個人の自由だし)、夫は予想してなかったので驚いている。自発的に言い出したので。
で、娘はと言えば「私は神様とかはあまりピンと来ない」「逆に(逆に?)私は仏教がいいな~とかなってもいい?」と言っていた。もちろん何を信じようが信じまいが個人の自由。
けど昨日、娘「私もクリスチャンになろうかな」と言い出した。
キリスト教と言っても色々あるけれど、少なくともカルトではない正統派の流れをくむものは人の弱さにとことん寄り添う価値観・世界観だから、それが私たちにはリンクしていると思う。
うちの牧師が「牧師は強くあってはいけない。強い牧師は教会員にも強さを求めてしまうから」と言っててめちゃめちゃ分かる~となったのです。
牧師は徹頭徹尾弱さに寄り添うものなんだと。寄り添うどころかそもそも牧師含めみんな弱さを持っているんだからと。強者が牧師になってしまったら教会はヤバいと。そんなことを話してた。
本来あらゆる組織・社会がそうであってほしい。みんなが弱いままにいられる社会こそ、本当は強い。