進捗
だがその悲しい決断は、一人の闇(カオス)の血を完全に覚醒してしまった。ずっとずっと、隠して、抑えていた闇の血が芽吹く――――――。
「わかった。なら俺も好きにさせてもらうぜ、フリオニール」
「(目が……あ、赤く染まって……!)」
フリオニールの体にかかっていた重力が消える。レイルが解いたとわかり、フリオニールは逃げようとするがバッツがその腕を掴んで、床に押し倒す。
「バッ……ツ……!」
「俺はお前のこと大好きだぜフリオニール。だから受け入れてくれよ」
バッツはフリオニールを押し倒すと、持っていた麻酔薬をフリオニールの体に指す。直接薬を注がれて、フリオニールは苦悶の表情を見せながらも、バッツの前で眠ってしまう。赤い眼のバッツはレイルとクァイスに袋を渡すと、フリオニールを愛おしそうに抱き上げる。
「サンキュー、バッツ。これでしばらくは過ごせる」
「レイル、クァイス………数日は屋敷に戻らん方がいいぜ」
「ってことは――――――――やるんだな」
「そうそう。……部長もそろそろ解放されそうだし、あの人の部下やクラウド様がここを嗅ぎつけるのも時間の問題。ならさっさと動いた方がいいよな」
オペオムにFF16きたらクライヴさんのFR相手はベアラーつながりでレイルだったんだろうなとずっと思っているよ
あとベアラー3人に出会って、驚いてほしいし、ヴェインと「あなたにも弟がいるんですね」と王族兄弟に花を咲かせてほしかったな
李下に冠を整さず|ロンサザ ※リクエスト https://privatter.net/p/10677533 #Privatter
ここ数日書いていたロンサザ小説。リクエストありがとうございました
QT: https://fedibird.com/@mistkingdam/111677901868965114 [参照]
バツフリなのにクァレイがいます。
「◆バッツBADEND「寝刃を合わす」|館パロディ」 https://notes.underxheaven.com/preview/ef392bba890d099fb04a75ccb8b6fa3f #小説
「目安箱🎬💌」 https://sugar-pot.underxheaven.com/c/01hh0p8gek7hg7p4w5fpgyyv5v #シュガーポット
この前話したSugarBOXをもう一回おいてみる
巫山の夢|チボドモ https://privatter.net/p/4909374 #Privatter
チボドモすけべです。フォロワー限定、よろしくお願いします
ロンサザ 途中まで ※続き
潜入するんだろう? それならコレを着ていけと主人は男娼のドレスとケープを渡す。なぜいないんだ、と聞けば「みんな死んじまった」と呟く。その言葉にどれだけの血と悲しみが混じっているか、サザントスは知らない。だが理解はできる。
「(枢機卿派のある司祭は少年好きという噂がある。証拠を押さえてしかるべき場所で裁きを受けてもらわねば)」
なぜこれらをサザントスのみに話し、ロンドには普段の悪辣な主人の仮面で対応したかと言えば、「顔に出そうだから」という理由だった。
最上階にいけば、ロンドが丹精込めてベッドのほこり掃除をしていたり、ランプの明かりを灯してサザントスを待っていた。ちなみに窓は領主の館が見える位置になっている。
「アイン、仕事だ」
「は……はい!(サザントスさん、二人っきりの時は名前呼んでもいいのに)」
「今夜、目の前の屋敷に枢機卿派の司祭がお忍びでやってくる。奴は前々よりこの地方の領主に金を流しているという疑惑がかけられている。領主と一緒にいるところを見つけ、決定的な証拠とする」
元々この領主が武力を集めて反乱の兆しがあるから調査してくれという依頼だったが、まさかそれ以上に藪蛇だったとは。
ロンサザ 途中まで ※続き
連れ込み宿を経営している為か、領主の悪辣な少年性愛や男色趣味をまじまじと見る羽目になる。仕事だと割り切っている者の、自分の子供より若い少年少女が被害に遭う様を見るのは心を無心にしていても軋むものがある。
「今夜、領主の館で教会のお偉いさんを招いたパーティがある。表向きは親睦会だか、裏は子供や青年を相手にした肉辱のパーティだ」
「………………わかった。情報に感謝する」
潜入するんだろう? それならコレを着ていけと主人は男娼のドレスとケープを渡す。なぜいないんだ、と聞けば「みんな死んじまった」と呟く。その言葉にどれだけの血と悲しみが混じっているか、サザントスは知らない。だが理解はできる。
「(枢機卿派のある司祭は少年好きという噂がある。証拠を押さえてしかるべき場所で裁きを受けてもらわねば)」
なぜこれらをサザントスのみに話し、ロンドには普段の悪辣な主人の仮面で対応したかと言えば、「顔に出そうだから」という理由だった。
ロンサザ 途中まで
素泊まり宿でも扱いは酷く、値定めをするような視線をぶつけられた。特にサザントスは体を触られていた。ただそこに性的なものは一切なく、あくまで体つきを図っていたようにも思える。
「あいつから聞いてるよ、金がねえんだって?」
「いえ僕たちは「黙っていろ」んんんぐーーーー!」
「ちょうどうちの看板娘が倒れちまってな。代わりの奴を探してたんだが」
連れ込み宿屋の主人はサザントスを自分たちのお抱えの娼婦の代わりにするつもりらしい。私は男だがというサザントスに対し、どっちでも構わねえだよあのソドミー親父はと主人は愚痴る。
「アイン、お前は先に部屋に行っていろ。俺はここで話を聞く」
「いえ、僕も一緒に」
「ア・イ・ン」
「は、はい」
「おっ、兄ちゃんいっちょ前の騎士様か~いいねいいね」
サザントスに指摘され、ロンドは主人から鍵を受け取ると渋々と荷物を持って最上階に向かう。彼の足音が聞こえなくなると、主人はサザントスに「お前、あっちのえらーい人だろ?」と言う。別に彼にとっては他意はない。
「そりゃ旅人がそんな小綺麗な格好でくるわけがねえよ。こんな寒村にな。どうみても騎士様だ。あのくそソドミー爺をぶっ潰してくれるならいくらでも大歓迎だ」
腐ってる成人済自称字書き。
原則左右相手固定・解釈性癖優先。
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