ロンサザ 途中まで
素泊まり宿でも扱いは酷く、値定めをするような視線をぶつけられた。特にサザントスは体を触られていた。ただそこに性的なものは一切なく、あくまで体つきを図っていたようにも思える。
「あいつから聞いてるよ、金がねえんだって?」
「いえ僕たちは「黙っていろ」んんんぐーーーー!」
「ちょうどうちの看板娘が倒れちまってな。代わりの奴を探してたんだが」
連れ込み宿屋の主人はサザントスを自分たちのお抱えの娼婦の代わりにするつもりらしい。私は男だがというサザントスに対し、どっちでも構わねえだよあのソドミー親父はと主人は愚痴る。
「アイン、お前は先に部屋に行っていろ。俺はここで話を聞く」
「いえ、僕も一緒に」
「ア・イ・ン」
「は、はい」
「おっ、兄ちゃんいっちょ前の騎士様か~いいねいいね」
サザントスに指摘され、ロンドは主人から鍵を受け取ると渋々と荷物を持って最上階に向かう。彼の足音が聞こえなくなると、主人はサザントスに「お前、あっちのえらーい人だろ?」と言う。別に彼にとっては他意はない。
「そりゃ旅人がそんな小綺麗な格好でくるわけがねえよ。こんな寒村にな。どうみても騎士様だ。あのくそソドミー爺をぶっ潰してくれるならいくらでも大歓迎だ」
ロンサザ 途中まで ※続き
完全にユグ○ーじゃなくてカト○ックがモデルだと思うので、性愛もちょっとあれナ所を入れました。
司祭がカト○ック系の言葉じゃなかったかな?