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美味しかったお茶は、できる範囲でラベルとかメモとかを残しておく。日付と産地とか農園とかロット番号とか、風味の特徴、買ったお店やイベント名、一緒に食べて美味しかったもの等々、分かる範囲でできるだけ細かく記録しておいた方が後々面白いので、記録するのはとてもオススメ。

……というのはここ数年で過去のお茶を振り返ってみて思ったことで、実はあんまり記録できていない。記録、すごく参考になるのにー。と思っても後の祭り。あぁ、あの時飲んだ2015年のネパールのセカンドフラッシュってどの作りのやつだったのかしら…美味しかったことしか覚えていない。

同じ産地や農園でも、10年とか30年とか長いスパンで見ると傾向が変化していたりするんだそうで。世界のトレンドに合わせて製茶の方向性が変わってきたりとか、若かった木が年を経て老成してきたりとか、茶樹を育ててお茶を作るという流れの中でも新しい方法を試していたりとか、考えてみれば当たり前だけどいろいろ変化があるらしい。自分でつけた記録があれば、それを実体験として認識できそうだな、というのが面白い。

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