19世紀の作品にして、今読んでもフェミニスティックな要素があり、今読んでも反権力集中であり、今読んでも反人種差別であり、今読んでもクィアであり
昔の作品っていくら昔好きだった記憶があっても、パンチラやラッキースケベなんかに閉口しがちでしょう
100年以上前の作品なのに、下手したら10年前の作品見るよりも毒素が薄い
まあ女性ジェンダーに対してなにかとうるさい嫌いはあるんだけど、
キャラ付けとしてシャーロックは女に恋愛的な興味がなく
逆にジョンは女をエロい目で(イギリス紳士っぽくオブラートしてロマンチックに仕上げてはいるのでエロすぎて見づらいとかはそこまでない)見まくっているので、彼らの視点で描かれる作品の『女性像』があれくらいの薄っすらしたキモさを伴うのはまあまあ30 歩譲れるかな 僕個人はだけど
シャーロック「警察が裁かないなら僕が裁いてやるーーー!!!(法のいびつさ/法の穴批判)」
も
シャーロック「女性だと思って舐めてかかった。頭脳戦で負けたし正義は彼女にあった(フェミ読み)」
も
シャーロック「人種差別はクソ」
も
シャーロック「警察が裁くだろうから悪くないあなたはお逃げなさい(権力集中とバイアス・法のいびつさ批判)」
もある
因みにすごい濃いルッキズムもあるから注意は必要