長期出張中に尻のほっぺたにデキモノができて巨大に成長し、痛みもあまりないので座って仕事する分には問題ない。どうしたものかと放置していた。でも運動すると腫れるので不具合である。それで数日前に皮膚科に行って抗生物質を処方されたが、小さくなる気配がないので今日、皮膚科のおっさん先生が「これはもう局所麻酔で切開ですねー、出血があるのでうちではやりません」と言うので、その足で紹介された形成外科に。美容整形の部門も一緒になっている医者で、待っている客層が普通の医者と違う。病院で病院じゃないような妙な雰囲気である。

私の順番が来て医師と話す。切った張ったの世界を生きる凛々しい女医。できものを見せたら「これはもう真っ赤になってますねー、切って膿をだしましょう。かなり出血するんでマットを敷きますねー、はい、横になってください」「おしりは麻酔効かないんで、そのまま切ります。いいですか。痛いですけど」と解説しつつインスタントに尻を切られたわけだが、あまりに痛くて滂沱の汗。「痛いでしょう。よく我慢できますね」と医師が切りながらいっていて、私は思わず苦笑した。


ええ?!おしりに麻酔が効かない?私の夫はおしりのおできを切ってもらうとき、麻酔されたそうですよ。

なにー。痛み上等シバキ主義の外科医なのかな… 

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だって、ドイツの病院では、麻酔を打ったでしょう?

ドイツでは切らなかったので治療法が違いました。

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