木曜の夜に完全に引っ越したのだが、金曜夕方にシャワーを浴びようとしたら……

火曜に設置してもらったシャワー用温水器のスイッチレバー、まだ4回目くらいの操作なのに根本からポッキリ折れた。さすがベトナム製品。

設置業者(某家電チェーン店下請け)は修理に150千ドンも取るという。妻が大家に聞いた別の業者に頼んだら、一度OK出したものの田舎に帰っちゃって火曜日まで戻らんというのでキャンセル。次に呼んだのは昨日の夕方のはずが今日の午前に。午前のはずが午後に。午後のはずが夜に。当然向こうからは一切連絡なし。

で、さっき来たのだが、「あーこのスイッチか、違うの持ってきちゃった」と部品を取りに帰った。ってか写真送ってあったんだけど。

で、大雨が降ってきたのでたぶん止むまで帰ってこない。いや雨が止む頃には「もう遅いから明日」とか言い出すんだろうな。

東南アジアなどに旅行して「このユルさがいい」とかいう日本人いるけど、これが日常になるとほんっとストレスですよ。

#ベトナム生活

で、こういう電気水道修理人とか左官とか建築系とかの労働者をベトナム語で thợ といいます。この語は辞書なんかでは「職人」と訳されていますが、日本人のイメージする「職人意識」みたいなのはほぼゼロの人が多いです。

越越辞書でこの語を引くと、「肉体労働者のうち、何らかの芸を持ち、それで工賃を取るもの」とあり、やはり「職人」と訳すのは不適切ですね。

#ベトナム語 #ベトナム生活


やっぱり職人じゃない?別に「意識」なくてもそういう仕事する人を、建設業者やハウスメーカーの人は職人と言っていますよ。

業界の人は「職人さん」と呼びますが、一般的な日本語としての「職人」とはかなりずれていると思います。

  
そうなのかしら。いわゆる「匠」みたいな意味があるということ?大工や左官、土建関係、経師、指物師、畳屋さんは、私も職人と言ってしまうけれど、私がずれているのかしら?電気製品の修理だと、職人ではない感じ。なんだろ?エンジニア?電気屋さん。


あ、修理屋さん、かな?水道は、水道屋さん。

日本の「職人」にはもう少し求道的な、仕事をきっちりするイメージがあるでしょう。以下のことを日本の職人がしますかねえ。

・足場がなかったと言って現場にあった家具を勝手に踏み台にし、破壊したまま放置して帰る

・トイレの便器交換中に、敷くものがなかったからと言って、その家にあった足拭きマットを撤去した便器を置くのに使う

・作業後のゴミなどは一切片付けない。

・咥えタバコで土足で人の家に上がる。

ベトナムの thợ のめちゃくちゃさを知れば、「職人」と訳したくはなくなります。

これがベトナムの
thợの仕事っぷりです。こんな傾いた足場で平気で高所作業するという。

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これで、あんなにたくさん高層ビルを建てているのは不思議。高層ビルを建設するときは、もちろんゼネコンとか、そういうところが指導監督するのでしょうが、現場で働く「作業員?」の人達の気質はそんなに変わらないでしょう?それとも、そういう建設現場で働く人たちは違うのかしら。

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