x.com/nana77rey1/status/180138

私は昔、姓というのは父系を示すものだから(中国や韓国がそうであるように)結婚で変わるものではないが、イエの名前である苗字は所属する家が変われば変わるものなのかと思っていました。それが明治維新後にごっちゃになって「夫婦同姓」になんたのかと。しかし……

『苗字と名前の歴史』とかで勉強したところ、中世に苗字は民衆にも普及し、江戸時代も多くの人は公式に名乗れなかっただけで苗字は持っていました。で、結婚したからといってもやはり苗字も変わらなかったのだそうです。江戸時代も夫婦別姓、いや別苗字だったのです。

amzn.to/45mgA3z

むしろ不思議なのは、伝統的な姓も苗字も夫婦別だったのに、明治のどこかで「夫婦で姓を揃える」(この姓は伝統的な姓とは別な、苗字と一体化した近代の産物)という発想がどこで湧いて来たのか、ということなのです。これについて研究があるのか、残念ながら勉強不足で存じませんが。

で、どうしても思ってしまうのは、欧米では夫婦で結婚すると姓を揃えることがある、ということです。西洋化を急速に進めていた明治政府が、結婚後の姓についても「西洋化」しようとした、という発想は、無理がないように思います。「日本の伝統」と保守派が主張する夫婦同姓は、実は西欧の猿真似では?

フォロー

@bokukoui
私は、明治政府が西洋化した結果だと素朴に思っていましたが、そうではない可能性もあるのでしょうか?もし何かこれについての研究がおわかりでしたら、教えていただければ幸いです。

@bokukoui
日本人は、西欧語で名前を名乗る時、姓名を西欧式に逆にしますから、そういう点でもすぐに西欧に迎合する傾向があるので、どこが「保守」なのかと思います。

残念ながら私の具体的な研究は知りません。これから勉強します。

ログインして会話に参加
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。