公共のゴミ箱がなくなった経緯

1. 家庭ごみ収集システムがあまりにも不便(収集場所が一時的な街角、捨てる日付と時間が限定)

2. 同時に人々の生活が多様化、単身世帯増加、共働きの増加 

3. 捨てるタイミングを失したゴミで公共のゴミ箱があふれかえる

4. だったらゴミ箱をなくそう!

となったので、家庭ごみ収集システムをまず根本から改革し、誰でもいつでも家の周りでゴミを捨てることができるようになれば、公共のゴミ箱はあふれかえることはないので、いずれ復活する。

つまり、これはゴミのロジスティクスの破綻なのである。家庭ごみ収集システムのツギハギ感は、日本軍のロジ(兵站)がツギハギで現場でどうにかするというダメダメなシステムであったのと似ている。

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@kmiura
確かに、そういう経緯もあるだろうと思いますが、最初のきっかけが、オウム真理教の地下鉄サリン事件で、公共のゴミ箱に不審物が入れられるかもしれないからいっそのこと撤去、ということだったように思います。

公共のゴミ箱に家庭ごみを持ち込む人に困っていたので、渡りに船だったのかもしれませんが、あの地下鉄サリン事件がなかったら、こんなに速やかにゴミ箱が無くなることはなかったのではないでしょうか(接続法第2式)。

もっとも、ドイツ式のゴミ収集方式の方がいいなあとは思います。東京(の一部?)では、各戸の前にゴミを出すようになっていますね。雪国では、家の前に除雪車が入ってくるのが遅いことがあり、ゴミ収集車が入って来られないという問題がありますが、それも、お金と人手があれば解決できるでしょう。

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