仙台北陵クリニック・筋弛緩剤冤罪事件(2001年)について調べています。
守大助さんが冤罪で2008年から受刑生活を強いられています。判決は無期懲役です。
守さんは29歳で拘束され、無実なのにもう20年以上も刑務所にいます。

守大助さんの元同僚の方が2001年当時に警察の事情聴取を受けた時のことが、事件を追った本「つくられた恐怖の点滴殺人事件 守大助さんは無実だ」(阿部泰雄、山口正紀/現代人文社、2016)に書かれています。引用します。

“刑事が最初に言った言葉は、私にメモ帳を差し出して「守は女性関係が悪くて、とても悪い奴です。守のいいことは何も思い出さなくていいから、守の悪いことだけ思い出して話してください」というものでした。この瞬間に私は、「これは変だ、守さんは絶対犯人ではない」と確信したのでした。”

“また、調書は警察が書きあげるもので、私の言葉を全く違う内容に書かれてしまっていました。いくら依頼しても訂正してもらえない状況でした。”

引用以上です。
池田正行氏の講演録「仙台筋弛緩剤冤罪事件には犯人はいない」も併せて読んでいますが、異様で杜撰な捜査実態が指摘されています。

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