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大名古屋落語会、SWAの日行ってきました。
夜はあかね噺度が高かかったです。
一番手の三遊亭白鳥は『牛丼晴れ舞台』。落語家が修行で牛丼屋に行く話。あかね噺で読んだやつだ!ってなったけど、変な牛丼食べて美味い!寄席が分かった!ってなる話なのであかね噺には絶対使われない。
二番手は春風亭昇太。三遊亭白鳥をどこに向かっているのか分からない変な話でもオチは如何にも落語っぽいオチにすると評していて(大意)、あかね噺に絶対使われなさそうな話でも落語の枠組みにだいたい収まる理由の一端が明かされていました。『そば清』は逆にオチが落語っぽくないというか、昔話っぽい感じ。人がなんか死ぬ。葉っぱを舐めて溶けて死ぬ。
三番手の柳家喬太郎は『擬宝珠』。上手い。あかね噺で使われていたやつ。
トリは林家彦いちで『遥かなるたぬきうどん』。マッターホルンに出前に行く話。落語は江戸や東京に縛られた芸能だと思うので、この話は広がりがあって好き。東京とマッターホルンを上手いこと繋げています。彦いちの『遥かなるたぬきうどん』はストリーミングでも聴けますが、今日の方が練られていて良かったです。テーマ的にも画的にも面白いのであかね噺で使われて欲しいです。

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