デジタル封建主義、ってアイデアを見かけて、ああ色々当てはまるかもって思ってるんだけど、いわゆるデジタル企業ではないけれど、クレジットカード会社による表現物の検閲の問題なんかも、デジタル封建主義のアイデアで取り扱えるのかもなと。

国家によって行われると問題となる表現規制も、大手クレジット会社がその世界における封建君主として、国の法律ではなく封建君主自身の道徳律に従って実施するなら、実質的強制力のある検閲でも「なんの妨げもなく」行える、という話であるから。

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「みんなの意見で有害で不快な表現は公的スペースから排除しよう」

という「リベラルな」意見が公然と主張されるようになってきたネット界隈だけど、市場寡占状態の私企業による実質的な表現規制と相性が良いんだよな。

「リベラルな」人達に取って保護されるべき表現は「政治的主張(但し極右的な主張は含まれない)」で、社会に有害な表現は法で規制されてもしかたがない場合があるし、法によらない私企業による制限や社会的圧力による表現物販売の妨害ならば問題が無いと考える人達ばかりでなあ。

「デジタル封建君主」が明らかにリベラルに敵対的なイーロン・マスクなら個別に排撃するが、リベラルな思想に沿った表現規制をしてくれるなら歓迎する、って手合ばかりじゃないかと。

俺が影響を受けてかぶれた左翼は、クソみたいな右翼思想でも、それの発表自体を「社会に有害であるから」と妨げる事には反対する種類の物で、今でもそれが正しいと思ってるので「俺は左翼だがリベラルなんかではない馬鹿にするな!」って思っている。

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