メイドインアビスの大穴、深さが20kmにも及び、深界四層で既に10kmを超えている。
これ、アビスが大洋中の孤島にあり、恐らく地殻の厚みは(地球であれば)5km前後であることを考えるとマントル層にまで達していて、地温は一千度程度ありそうなんだけれど、実際はそうなってない。
これは「力場」で環境温度からアビスが断熱されているのか、アビスのある星が地球よりも内部が冷えていて、マントルやコアがずっと深い位置にあると考えるか。
星が冷えている説を取ると、おそらく分厚いプレートが移動できないので地震や大陸移動は起こらず、火山や温泉もないか、極めて少ないと思われる。
ごく稀なリソスフェアの割れ目を通って、何百キロという深い位置で生じたマグマが上ってくる、的な。
地球の内部熱は放射性物質の崩壊熱で生まれてるので、星自体が相当に古いか、生成の段階で放射性物質の比率が小さかったとかであろうか。
月の様に大気がない時代が長く、放射冷却量が大きかったために早く冷えた、とか?