映画感想
「彼女が消えた浜辺」みた。
同じ監督の別離やセールスマンもそうだったけど、基本陰気な話なのに引き込まれてずっと見ちゃうのは会話と構成の巧みさなのかな。
一見恵まれて教養があって仲よさそうに見える人達でも、一つの事件で保身、暴力性、男尊女卑みたいな普段は蓋してる部分が男女問わずめくれてくる、みたいなテーマは他の作品にも共通してて、共感できる。
結局お節介で周りを巻き込んで嘘をついてまでエリの婚約を解消させようとするエピデーが8割くらい悪いやん…と思ったけど、向こうの文化を知ってたら見方が違ってくるのかな?女性が婚約解消したり新しい婚約者を探したりするのがすごく難しかったりするのかな。
エピデー役の女優さんは去年からのデモへの連帯で拘束されてたり、エリ役の女優さんも亡命中らしい。
映画のスラングの話
ネトフリとかで英語字幕に切り替えできるのが普通になってきたのすごい嬉しい。今まで聞き取れなかった単語とか言い回しを一個一個調べるの楽しい〜
ひどい字幕ミスも結構あるのはおいおい直してくれるならいいんだけどね…
MMFRも言葉遣いで世界観表すのたまらん好きなんだ
「フクシマ・カミカゼ」の使い方はちょっと雑じゃねとは思うけど…
ダグちゃんが言う「ホモ野郎」って本当に言ってるんかいなと気になってたけど「チンコ(オーストラリアのスラング)を食う汚い奴」くらいの意味みたいだから当たらずとも遠からずなのかね
解説してくれてる個人ブログが面白かった
OP8話完走 モヤった所など
こんな難しそうな実写化プロジェクトに挑戦した人たちにはまず敬意しかない
その上で…悪かったところは、たまに怪我の描写がチープで冷めてしまったところかなぁ。対象年齢を下げるためかもしれないけど
腕がもげたシャンクスはもっと血が出て死にそうになると思うし、鷹の目に切られたゾロの傷ももっと血が出るだろうし。誰か早く布とか持ってきて止血してあげてよと思ってしまった
衣装や髪型はもっと漫画から離して自然にしてもよかったんじゃないかな。
帆船で航海してる世界観っぽいけどそのプリントTシャツみたいなんは工場で作られてるの?そもそも電気って普及してる世界だっけ?とか、細かいところで気が散ってしまった
あと魚人編のバトルものとしての面白さが消えちゃってた。水を自在に使えて力が強い魚人にどう勝つかみたいな面白さが見どころだったと思うのにな
サンジとエイの人の水中バトルもなくなってたし…
そういうバトル描写にもう少し時間を使ってほしかったな
途中までしか読んでなかったOPに自分がここまで思い入れ持ってたことが驚きだ…。子どもの頃好きだったものってずっと自分の中に残ってるもんだなぁ
OP8話まで完走
全体的にキャラクターの表し方はすごい頑張ってたと思う。最後までまっけんゆーはほんとにかっこよかった。クルーのキャストの人たちもすごく好感が持てた。みんなにこれから良い仕事いっぱい来ますように!
実写の大人の姿のルフィを見て初めて感じたことだけど、彼は学校とか会社とか「普通」の社会にいたら確実に「変な人」と爪弾きにされてしまうだろうなと思った。
人の言葉を言葉通りに受け取る、衝動的な言動、思い込んだら意思を曲げない。そういう子が自分らしく生きるためにアウトローというか、誰も選ばないような道を選んで誰もできないことをやり、仲間ができ、自己実現していく…っていう希望の話にも読めるなぁと思った
OP7話
魚人の話、差別とそこから生まれる憎しみをしっかりテーマにしてるのがハリウッドっぽい。原作ではもっと後の方に出てくる設定だったような。
個人的には、ノジコちゃんとかの髪色は無理に原作に寄せて不自然な水色とかにせんでも…と思った。あんまり似合ってない気が…
ゾロもあのまっけんゆーなら黒髪でもちゃんとゾロだっただろうしなぁ
あと日本語字幕は不満。原作意識してか英語と全然違うこと言わせてることがあるのが好きじゃないなと思う。綿菓子を肉って言ったり、「お前の右腕だ」的な台詞を「文句あるか海賊王」にしてみたり。余計な配慮だと思うんだけど…。素直に実写のほうを楽しませてくれや
サンジは原作通りの言動してたらただのセクハラ野郎になりそうだけど、うまい具合に危なくない感じの優男になっててすごく安心した
あと1話で終わっちゃうのか〜。意外にももうちょっと続きを見たい気持ちになってる。アラバスタあたりまではやるのかな
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