「店員は座って接客してもいいはず」
「いや客が立っているのに店員が座っているなんておかしい店員は立って接客すべき」
そんな議論に花を添えられているうちは幸福である。いずれ人間は目の前のセルフレジよってのみ接客を受ける時代が来る。機械が立っているか、座っているか、そんなことを気にする人間がいるだろうか?
少なくても機械を操作でない者はどんなにお金を持っていようとも商品を購入し、手に入れることができなくなるのだ。食料品であれば、機械のご機嫌をうかがわなければ餓死するに等しい。
人間は今のうちに人間の店員のご機嫌を伺っておくべきである。少なくても人間の店員は多少の融通を利かすことができるのだから。